プレシーズンマッチ 大分トリニータVS蔚山現代ホランイ
2003.2.28
国際試合です。韓国のKリーグ2位のチームです。蔚山現代ホランイ(ウルサン・ヒュンダイ)なんて読めません。でもって、ビッグアイの入り口にはヒュンダイの車がででーんと展示されてました。さすがスポンサー。
日韓交流という大切な役目ももったこの試合。韓国と日本の大鍋が無料で振る舞われました。日本の豚汁VS韓国のキムチ鍋。ホルモンがこんなにうまいなんて知らなかった。もう柔らかくてクセもなくグロテスクなホルモンがばくばく食べられてしまう。絶品です。豚汁は食べてないけど、この勝負、韓国の勝ちっ!
メインスタンドからバックスタンドを撮る。
トリニータ2003バージョンのユニ初お披露目です。胸には燦然と「ペンタくん」。背中には堂々と「コロンブスの床」。お金出してくれてる貴重なスポンサー様だから、どうこう言えないけど、英語にするとかなんかかっこいいやり方ないのかな。テレビでアップになったらかなりインパクトあります。(笑)さとうベネックさんとしては商品名でインパクト与えられていいかもしれないけど。コロンブスの床。ピンクのペンタ君も球団のマスコットと間違えられそう。(そのうちなってたりして・・・)
さて、試合。蔚山現代は強い、速い。フィジカルでもトリニータに勝ってるし、寄せが速いので前半は自由にボールを持てません。味方ボールになっても、素早く詰められるのでパスの精度を欠くようになり、すぐカットされたり、中途半端なつなぎになったりします。逆にホランイは素早くサイドに展開しどんどんトリゴールに迫ります。ひやひやシーンが連続・・・。
ロドリゴはかなり下がって守っているのでカウンター展開ができません。去年までの速攻パターンも使えない。個人的な感想だけど、ロドリゴ、寺川はもっと上の方で縦横無尽に動けると攻撃もつながるのではないかな。片野坂がなんだか中途半端なかんじ。有村が見たい・・。これも個人的感想。
さて、後半。小森田、高松投入。小森田のボランチの位置からロングパスに期待がかかります。某SD誌で書かれてたように、相手DFだけでなく味方FWも予測できないイマジネーション豊かなパス。予測できないのでロドリゴが怒ってたぞ。(笑)でも、小森田、妙に期待させる何かがあるんだなあ。
ボランチ浮氣・小森田で左右のハーフに寺川・西山。アンドラ1トップぎみのロドリゴ少し下がり目トップ、なんてどうでしょう。
そして高松。彼にはゴールの予感というのがあるのですね。出た瞬間にとるぞってかんじが。ボールを競っても全然当たり負けしないし、イキがいい。レギュラーとってほしいけど、膠着状態の雰囲気を一変させるスパーサブというのも貴重な存在。がんばれ高松。
インタビューで囲まれる高松
心配なのは三木のケガ。全治1ヶ月とのこと。うーむ・・・。
しかし、内容的にも完全に負け試合を引き分けに持ち込んだトリニータの試合運びはすごいぞ。こういう試合がリーグ戦ではきっと大きく響くはず。この試合の最大の成果は「負けなかった」ということではないでしょうか。
何はともあれ、ひさびさのビッグアイ。J1開幕が楽しみだぁ〜。
reported by miyashu
風に吹かれて