J1 大分トリニータVSガンバ大阪練習試合
2003.2.22(宮崎県綾町 錦原総合運動公園)
雨が降るかな、降らないで、でも降りそう、持つかも、でも降りそう、と綾町へ向かう頃にはもう降り始めていました。
ひさびさのトリニータの試合。2003年J1バージョンのトリニータが見られるとあってわくわく。でも、同行の奥さんと子どもたちは雨降ってるのに見るの〜と不満げなのです。
トリニータの前にガンバはサテメンバーで大宮と練習試合。2試合も見られてオトク〜と早くから来た人もいるようです。ずっと見てきたJ2仲間の大宮。がんばってくれ。
左サイドロドリゴ、ボランチ寺川が今年の新布陣。ユニフォームは去年のバージョンだからでしょう、寺川が31、ロドリゴが26をつけてました。DFは瀬戸が左SB(後半山崎)。あとは昨年通りのメンバーです。瀬戸先発は意外。福岡戦のごほうびなのかな?
始まって、おおっと違和感があるのはDFラインが高いということ。新聞では報道されてたけど、あの位置になるのか。瀬戸はかなり上がり気味で(位置が、です。)ロドリゴや吉田にパスを通そうとします。DFのウラへのスルーパスというのも意識的に出そうという場面が見られました。
何よりワクワクさせるのがFK。今年はかなり期待できます。ロドリゴもアンドラもおおっというのがありました。寺川のボランチ。声かけあって浮氣、西山らとパスをつなぎます。頼もしい。
ロドリゴのミドルが決まって1対1。ロドリゴは守備も気合いが入っていて、かなり下がってボールをとりに行ってました。J元年のチャンピオンシップからアントラーズフリークの私は、実はロドリゴのことをよく覚えています。中盤でボールを持つと強引に中にドリブルしていって周りの選手に決して渡さずつぶされる。あまり良い印象のない選手でした。でも、南米に戻り成長を遂げたロドリゴは別人という評判でしたが、実際に見て本当にアントラーズ時代とは違いました。
不安なのは両サイドバックのDF。片野坂、有村が入ればまた違うかもしれませんが、連携もちょっと・・・。
練習試合だと大きな応援の声もなく、目の前がすぐグラウンドなので選手の声がよく聞こえます。浮氣、岡中のコーチングが響きます。トップの選手は、ボールを持った選手に「おれにくれー」とばかりその選手を呼びます。岡中のコーチングと後半交代した江角のコーチングを聞いていると雰囲気がまったく違います。こういうところにも差があるなあと感じます。
地元の人は、「おお、宮本だ」とかやはりガンバに目がいってるようですが、九州唯一のJとあってトリニータの注目度も高いです。それにしても、マグロンのヘッドの高いこと強いこと。怖いです。柿本、マグロンになれっ。(呪文です・笑)
雨降りしきる中でしたが、ひさびさのトリニータはとても頼もしく感じました。へへ、この様子では8位というのも夢ではないかも。もっと上行くかもなどと思いつつ、前半で雨から避難した奥さんと子どもたちの待つ車へ向かうのでした。
(この雨の中、宮崎までサッカーの練習試合見に来るバカダンナ、と奥さんにあきれられつつ・・・ふーんだ、そんなバカ、スタンドにいっぱいいたよっ)
reported by miyashu
風に吹かれて