2001.9.22

水曜日の悪夢を振り払おう。3連敗は許されない。悲壮な決意でのぞんだフロンターレ戦だ。選手も、サポーターも、同じ気持ちだ。「意地を見せろ」の断幕が目に入る。中学生を無料招待ということもあって、観客は12000を越えた。
FWベンチーニョ、高松、レアンドロ。MF吉田と、まるで4トップといわんばかりの攻撃的布陣。ベンチーニョが下がり気味でプレーする。DFには若松が復帰した。原田、ルシアノのダブルボランチも好調だ。
メインスタンド側のサポーターの応援にニューバージョンが登場した。(上の写真は、バックスタンド側のトリニスタです。紛らわしくてすみません。)セイヤセイヤセイヤ!っととても威勢の良い迫力のあるコール。(もしかしたら、自分が知らないだけで、前からあったのかも)地響きのような応援に、トリニータの攻撃も冴える(と、よいのだが)。なかなか決定打が出ない、いつものトリニータで、前半は0:0で折り返した。レアンドロがいまいち機能しないような気がする。

後半28分、あれ??目を離したすきにスルーパスから抜け出した今野のループシュート。こちらからは入ったように見えなかったので安心していたら、ゴールのコールが。
残り時間と点の入り方から、やっぱりいつものパターンで終わるのか。シーズンも昇格圏外で終わるのか、と内心がっくりきた。いやいや、しかし、甲府戦の例もある。と、すぐに気を取り直す。サポーターの応援もさらに盛り上がる。
そしてついに、コーナーキックから若松が押し込み同点。ぞくっときた。いいぞ、トリニータ!
さらに、右サイドをかけあがった若松のセンタリングがドンピシャ、ベンチーニョのヘッドへ。大大大逆転!!!ぞくぞくぞくっときた。やっぱりトリニータはやるのだ。うん、やるときはやる。
水曜の暗雲たれ込めた心持ちとはうってかわって、駐車場の渋滞もなんのその、すっきり晴れ晴れ気分にされてくれたトリニータ、ありがとう。
では、最後にベンチーニョのコーナーキックをごらんください。ここから。
reported by miyashu

風に吹かれて