2001.9.19

会議が長引かず、無事終了したのが5:30。家に帰って着替えをして、出たのが5:45。1時間15分で市陸へいけるのか。混雑しているであろう別府、大分の市街地を考えると、日出町在住の私にとってはけっこう危ない時間帯である。車の混み具合にひやひやしつつ、ローソンで前売りチケット買うのもあきらめて、競技場側の駐車場もはなからあきらめ、対岸の河川敷駐車場に着いたのが10分前。平日の試合は時間との勝負である。

昇格圏内を確保するには絶対勝たねばならないこの試合。でも、頭の中には開幕戦のいやな思い出がよぎる。どうか延長戦にはならないでほしい、と願いつつ試合開始のホイッスルを聞く。

トリニータの試合を見るのは久しぶりだ。うまく予定が合わず、結局8月は1試合も行けなかった。7月末の山形戦以来なのだ。レアンドロ、久々のルシアノ。中村もすっかりなじんだ。
中村 レアンドロ ルシアノ

1点を先制されたが、すぐにベンチーニョのFKが決まり、同点に追いつく。なかなかいいかんじだ。
しかし、なかなかその後の点が入らない。いつもながら攻めきれないトリニータ。キャプテンマークをつけた原田がうまく起点となってボールを運ぶが、ゴール前に放り込んだボールはことごとく大宮DFにクリアされ、FWにつながらない。竹村投入、船越投入も効果を発揮しない。

攻めながら、攻めきれないというのは実にストレスがたまる。そのうちに延長に突入してしまった。
こ、これは、、、なんだか嫌な予感が。
まさか、開幕試合の再来はあるまいと自分に言い聞かせつつ、不安は募る。
延長前半も終了。後半に突入。京都が負けているし、ここは延長引き分けでもいいか、などとぼんやり考えていたら、身も凍り付くようなVゴールのシーンが飛び込んできた。

選手は倒れ込んだまま、長い間動けなかった。芝生席にあいさつにやって来た選手の姿もただごとではない雰囲気だった。この試合の大切さが身にしみる。
しかし、まだまだすべてはこれから。あと11試合もある。トップとも3点差。forza!trinita
reported by miyashu

風に吹かれて