2000.9.2
サッカー観戦の楽しみはいくつかある。
サポーターの大応援の一員として、声を張り上げるのもいい。
熱心に試合の展開に食い入るのもいい。
「今のはね、DFがね・・・・」などど解説者になりつつ、議論を交わし交わし観るのもまたいい。
で、今回は大分ならではのピクニックサッカー観戦のススメです。

トリニータのホーム観客動員数は、だいたい3〜4000というのがふつうのようです。浦和戦みたいに10000人近くはいることもありますが。アウェイ側はスタンドも芝生席もほとんど人影がありません。
ホーム側も、バックスタンドは広々とした芝生席がかなり自由に使えます。ゴール真裏にトリサポ10数名の団体さんがいるだけで、あとは各自きままに陣取っています。
この日はちびっ子サッカー教室があったらしく、場内は子供が目立ちます。わたしたちは、ゴール左手の最前列にレジャーシートを敷きました。こういう広々スペースが楽にとれるのも子供連れにはうれしい。
子供はすっかりピクニック気分で、コンビニで買ったおにぎり、お菓子で、口や手をべとべとにして楽しんでいます。今日のメニューは、コンビニおにぎり、そば(最近コンビニのとろろそばに凝ってます)、蒸しパン、そしてケンタッキーフライドチキンです。どうも子供たちはサッカーより食べることに夢中のようです。
すっかりフィールドとは逆を向いて麦茶を飲む夏帆

長女・夏帆5才はサッカー好きで、(本人曰く)家では小学生用の4号球をマイボールとして持っています。今日は何しに来たのと聞くとすかさず、サッカーといいます。(後で、言うだけだったと判明)
試合開始、前回の観戦は7月末、開始時間は一緒だったのですが、もうさすがに秋を感じさせる空気です。
開始後1分、山形の攻撃をくい止めた大分は、すかさずカウンターで大きく左に展開。竹村がセンタリングしたボールをアンドラジーニャがヘディング。きれいに決まりました。まるで絵に描いたような、というか練習のようなゴールでした。しかしその後の大分の攻撃は、何ともつながりが悪い。左からの展開が多いのですが、そこから先の動きがつながらない。2点目は後半、アンドラジーニャの強烈なグラウンダーのフリーキックをキーパーが止めきれずにゴール。展開からして、3,4点はほしかったのですが、結局2点どまり、終了間際にはPKを決められるという、ちょっと不満の残る一戦でした。
ピクニック一家と化しつつも、次女莉帆1歳半は、サポーターのコールにあわせてペットボトルを振り回し、応援に参加しています。あの5番は「シジクレイ」と教えると、ちゃんと「シジクレイ」と言います。でも、さすがにアンドラジーニャは言えませんでした。ところで、途中でうちの奥さんは、「今頃聞いて悪いんだけど」「トリニータは青?黄色?」などととんでもないことを言い出しました。これは一生懸命応援している周りの人に聞かれては失礼だと思いつつ、ひやしやしていると、すぐ近くの小学生が、お父さんに、「トリニータ黄色?」と聞いていました。ちょっと安心。

今節、浦和は勝ちましたが、延長での勝ちなので勝ち点差は1減って8。直接対決は1試合。うーん。

デジカメ電池切れで、今回は写真が撮れず。情けない。

大分 1−0 山形
1−1
得点 01分:アンドラジーニャ(大分)
    50分:アンドラジーニャ(大分)
    89分:堀井(山形)

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