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最新ニュース

2002・3・31
○第2戦も影山(Fポン)
・N.カーティケヤンの急病のため,急遽開幕戦にピンチヒッターで参戦した影山正美ですが,何と第2戦も出場する方向で話が進んでいるようです。開幕戦では,ガス欠のために惜しくもリタイアしたのですが,ポイント獲得まであと一歩というところまでマシンを走らせたわけですから,チームルマンとしてもこのまま影山を手放すのは忍びなかったのではないかと思います。いろいろクリアすなければならない点はあると思いますが,ポテンシャル的には十分トップ争いができるドライバーなのですから,「全戦参戦」に向け,関係者に努力してもらいたいと思います。

○また波乱があるか?(F1)
・ブラジルGPの予選が,路面温度45度という厳しい条件の中行われました。その結果,ウィリアムズのJ.P.モントーヤが今季初のポールポジション。僚友のR.シューマッハが3番手につけています。2番手は,ウィリアムズの1,2を阻止した形のフェラーリM.シューマッハ。トヨタのM.サロは10番手ですが,何と最速の時速315kmを記録しました。ホンダエンジンの最高は,G.フィジケラの14番手と,やはりトヨタに比べると目おとりする結果しか出せませんでした。なお,佐藤琢磨は後ろから4番目にあたる19番手です。

2002・3・30
○「別府にF1カーを見に来ちょくれ!」(F1)
・4月になると,温泉で超有名な大分県別府市で「温泉祭り」が始まります。その中のイベントで大きな話題が一つ。それがジョーダンのF1マシンの展示があるのです。しかも,昨年型ではなく,今年のマシン。場所は,別府駅前で以前近鉄百貨店のあった場所。現在は更地になっていて,時々大きなイベントの駐車場で開放されるところです。


○トップはやはりロッシ(WGP)
・1週間後に開幕するWGPに向け,最後の合同テストが開幕戦の開催場所である鈴鹿サーキットで行われました。1日目の結果は,これまでのテストでもトップタイムをマークしていた昨年度のチャンピオンV.ロッシがトップ,2番手に加藤大治郎,3番手に宇川徹というものでした。YAMAHAのトップはC.チェカの4番手,SUZUKIのトップはK.ロバーツの7番手でした。なお,骨折の影響が心配される原田哲也ですが,今回のテストからタイヤをダンロップに変更しました。ケガによる影響ばかりでなく,開幕ぎりぎりになってのタイヤメーカーのスイッチによる影響も気になります。なお,明日も同様に鈴鹿で合同テストが行われます。

○タイム取り消し(F1)
・金曜日のフリー走行で8番手のタイムをたたき出した佐藤琢磨ですが,セッション終了後,ピットレーンでの信号無視をとられ,タイム取り消しとなりました。とは言っても,8番手のタイムを出したことには間違いないわけですから,今日からの予選や決勝に向け期待がもてます。

○Fポンへの影響は(Fポン)
・つい数年前までは,「レイナード+ホンダ」のパッケージングでないとCARTでは勝てないとまで言われたものです。F1でのBARホンダチームをつくる時にかかわったのもレイナード。しかし,「昔の光今何処」。ついにレイナードが倒産しました。今後は,管財人の下,規模を縮小して活動しながら,これまで積み上げてきたノウハウに目をつけた支援者が現れるのを待つだけのようです。ここで気になるのは,Fポンでの供給体制。ほとんどのチームがレイナードを使用していますので,はたしてこの先どうなるのでしょう?

2002・3・29
○第3戦にあたって(F1)
・今日からF1第3戦ブラジルGPが開幕します。アルゼンチン出身のJ.P.モントーヤにとっては,準ホームゲームみたいなもの。おそらく母国からかなりのファンが応援に来るでしょうから,気合の入り方が違ってくるはず。モントーヤの気合の入り方ですから,M.シューマッハもただではすまないはず・・・。さてこの2人のバトルはどうなるでしょう?次に,新加入のチームとしては予想以上の活躍を見せているトヨタですが,ここは事前テストもない初体験のサーキット。本当はテストをする予定だったのですが,例のテロ事件の影響を受けて(やはりレースは「平和」な社会がでないとできません!!)できずじまい。唯一経験のあるのはM.サロだけですから,彼の双肩にかかっているといえるかもしれません。また,マシンに問題を抱えるジャガーですが,現ルノーのB.アガセンジューラを空力部門の責任者に迎えることを発表しました。まもなくイギリスの工場で風洞実験ができるようにもなりますので,改良が急ピッチで進むかもしれませんね。

2002・3・28
○アプリリアの体制発表(WGP)
・今年のアプリリアの体制発表がありました。主なライダーのラインナップは,L.ラコーニがMotoGPクラス,M.メランドリーが250cc,超ベテランM.ルッキがテストライダーとなっています。総帥I.ベッジオは,特に250ccのチャンピオン奪回を狙っているということを発表していました。確かに,昨年のランキング1,2位がMotoGPにステップアップしていますし,特にこの人という圧倒的な強さを持った人が250ccにはいませんので,チャンスととらえても不思議はないでしょう。
RS3(画像はMotoGPクラスに投入する新型マシンRS3)

2002・3・27
○お知らせ(WGP)
・個人的なことですが,4月7日に鈴鹿サーキットで行われるWGPの開幕戦を管理人は観戦に行ってきます。今年から走る4ストマシンの音や走りを生で体験してきます。毎年WGPは観に行ってるのですが,新しいカテゴリーの出発の日でもありますので,これまでとは違った意味でとても楽しみです。なお,このHPでは,WGPの様子を少しでも味わってもらうべく,開幕戦の特集ページを作る予定です。デジカメで写真を撮ってきますので,楽しみにしていてください。昨年はM.ドゥーハン元500ccチャンピオンやG.マッコイや青木宣篤等の選手と会うことができました。今年は誰かなあ・・・。そして,お断りですが,観戦に行っている間はHPの更新ができませんので,あしからずご了承ください。

2002・3・26
○チーム右京の体制発表(GT)
・元F1ドライバーの片山右京がオーナーを務めるチーム右京が参戦体制を発表しました。その中で,先日お知らせしていた17歳ドライバー下田隼成(「しもだはやなり」と読みます)の起用が正式に発表されました。もちろん,ライセンスの関係から4戦目からになることもお知らせしていた通りです。そのほか,チームメイトはご存知近藤真彦で,昨年のチャンピオンチームであるチームセルモとのジョイント(チーム名は「TOYOTA TEAM CERUMO with UKYO」)であることも明らかになりました。なお,4戦目以後の右京は,エベレスト登頂への活動に入ります。しかも登頂日は10月13日のF1決勝日当日。このあたりは,さすが元F1ドライバーならではのこだわりだと思います。

2002・3・25
○ジャガー02型開発継続(F1)
・デザインに問題があり,一時期は昨年型改良マシンでの参戦に方向転換をしようとしたジャガーですが,バルセロナでの合同テストの結果を受けて,一転して今年のマシンを開発しながらの参戦となったようです。こんなに二転三転して本当に大丈夫なのでしょうか?またE.アーバインがあからさまに不満をぶちまけたりしなければいいのですが・・・。
○フェラーリも02型(F1)
・今シーズンの2レースとも,昨年型の改良マシンで参戦していたフェラーリですが,テスト結果を受けて,第3戦から02型を投入するようになりました。ただし,実際には1台しか次戦ブラジルへマシンを送りませんから,それを使用するのはM.シューマッハのみ。しかもスペアカーは01型。R.バリチェロは01型の改良マシンで母国グランプリに臨むようです。

2002・3・24
○開幕戦はファーマンのポールtoフィニッシュ(Fポン)
・Fポンの決勝レースが行われ,ポールシッターのR.ファーマンがぶっちぎりで優勝。昨年末からの好調さを決勝でも維持していました。予選3位のチームメイト松田次生は,決勝でも3位に入り,PIAA NAKAJIMAのチームとしての好調さを感じさせました。なお,昨年のチャンピオン本山哲はリタイアです。また,予選でマシンを大破させた昨年の全日本F3チャンピオンであるB.トレルイエは,ピットスタートながらマシンをチェンジして無事スタートする事ができました。

2002・3・23
○開幕戦はファーマンがPP(Fポン)
・Fポンの開幕戦が鈴鹿サーキットで行われていますが,今日は予選。時おり雨がぱらつくといった天気でしたが,2回の予選が行われ,PIAA NAKAJIMAのR.ファーマンがポールポジションをゲットしました。3位にチームメイトの松田次生が入り,チームとして昨年後半からの好調さを今年も維持しているといった印象です。

○ロシアGP調印延期(F1)
・来年ロシアGPが開催される予定です。そのための調印式が行われる予定でしたが,いくつかの項目についての合意が得られなかったため,1ヶ月間延期となりました。ただ,開催される見込みは相当高いようですので,1ヵ月後にはすっきりとした形で調印されるのではないでしょうか。そういえば,一時期中国での開催も噂されていました。あの話はどうなったのでしょう・・・。

○影山正美代役参戦(Fポン)
・今日開幕を迎えたFポンですが,チームルマンから参戦するN.カーティケヤンが体調不良のため開幕戦欠場となりました。そこで,急遽今年は残念ながらFポンのシートを失っている影山正美が,ピンチヒッターで参戦することになりました。ぶっつけ本番となりますが,ここでいいところを見せて,引き続きどこかのチームから参戦と言う事になるといいのですけどね。

○F1界もリストラ?(F1)
・かねてより噂がありましたが,BARからエンジニアリングディレクターとチーフデザイナー2人の更迭が発表されました。今年のマシンのできが(も?)悪く,責任をとる形となったようです。あわせて,従業員330人中50人のリストラも発表されました。ただ,資金的には潤沢であるBARですから,単なる合理化という側面からのものではなく,チーム創設以来ホンダエンジンを手に入れている割に成績がさえないこのチームへのカツ入れという意味合いが強いようです。なお,後任人事についての発表がなされていませんが,外部からの招聘もあると思いますが,チーム内の若手を起用するのではないかという観測も出ています。

2002・3・22
○1GP1エンジン(F1)
・FIAからF1の新しいルールについて発表がありました。その中の一つにエンジンの制限があります。これまでは,予選用とか決勝用とかいう感じで,一人が何基もエンジンを使用していました。ところが,今回のルール改正で
1つのGPについては一人1基のエンジンしか使えなくなります。これは,2004年からの適応ということです。通常F1の場合,1つのエンジンの耐久性というのは,1レースもつ程度にしかつくられていません。それだけ,極限までチューンされているともいえます。今回のルール改正によって,毎年高騰し続けているコストの削減につながると思います。ただ,スピードと耐久性との間には相反する部分がありますので,F1の魅力である速さが失われないようにしてほしいと思います。

2002・3・21
○驚異の走り加藤大治郎(WGP)
・HRCとカワサキの合同テスト2日目において,2ストを駆る加藤大治郎が,4ストのV.ロッシ,宇川徹を押さえてトップタイムをマークしました。しかも,コースレコード!!最近「4スト断然有利」と言われるようになっただけに,2スト勢に一筋の光を与えた感じですね。なお,加藤とロッシは4秒台。宇川は5秒台のタイムでした。そして,鎖骨骨折で心配される原田哲也ですが,43周走ったということなので,開幕戦には体調はほぼ大丈夫なのでしょう。

2002・3・20
○ワイルドカードライダー発表(WGP)
・日一日と近づいてきたWGP第1戦ですが,その鈴鹿ラウンドに参加するワイルドカードライダーが決定しました。新設のMotoGPクラスには,昨年の全日本スーパーバイクチャンピオン梁明と,元500ccWGPライダー伊藤真一(久しぶりに彼の本格的な走りが見られます!管理人個人としては大変うれしい!!)の2名が参加します。250ccには中冨伸一ほか4名が,125ccには葛原稔永ほか4名が参加します。

○やはりRC211V(WGP)
・HRCとカワサキの合同テストが鈴鹿サーキットで行われました。トップタイムはやはりV.ロッシ。2番手に宇川徹がつけ,やはりRC211Vの強さが目につきます。2ストマシンを駆る加藤大治郎は,ロッシのタイムの1秒落ちとなっています。

○カワサキのMotoGP用マシン(WGP)
・カワサキが来年からMotoGPに参加する事は既に発表済みですが,マシンのイメージスケッチが発表されました。なお,マシンの名称はNinja ZXーRRとなるようです。
(発表されたスケッチ)

2002・3・19

○今週末Fポン開幕(Fポン)
・待ちに待った国内4輪の最高峰のレースが今週末から始まります。一昨年は高木虎之助が,去年は本山哲が力を存分に見せたレースが続きました。果たして今年はどうなるでしょう。やはり本命の本山が勝つのでしょうか・・・。もう一つの興味としては,鈴鹿サーキットが回収を済ませての最初の大きな大会となります。距離のとしては約38m短縮されていますので,それだけでも去年の記録を破る事はほぼ間違いなし。実際今年行われた事前テストでは,本山が去年の記録を1秒8ほど上回ってます。果たして,何秒短縮していくのでしょう。

2002・3・18
○17歳のGTドライバー(GT)
・元F1ドライバー片山右京が監督を務めるチームUKYOの今年のGT選手権ですが,ドライバーラインナップは昨年と同様マッチこと近藤真彦との組み合わせになります。しかし,これは第3戦まで。それ以後は,何と現役高校生17歳の下田隼成がドライブする事になったようです。17歳の年齢では,国内において国際ライセンスが取れませんので,第4戦のマレーシアラウンドでないと参加が不可能。ところが,第5戦を迎える時には18歳になっていますから,ライセンスを取ることができます。ということで,国内でのGT選手権参加は第5戦以降ということになります。F1でドライバーの若返りが進んでいますが,まさか国内最高の人気を誇るGTへ高校生がドライバーとして走るとは思ってもいませんでした。なお,片山右京は,第5戦以降監督に専念するようです。もちろんこれはGTでの話であって,パリダカ等へはドライバーとして参加するでしょう。

○KONDOレーシング体制発表(Fポン)
・近藤真彦がチームオーナー兼監督を務めるKONDOレーシングの体制発表がありました。ドライバーは,すでに報道されているように,昨年からチームに所属している金石勝智に加え,新たに昨年チームセルモで走っていた荒聖治が走ることになりました。また,もう一つ大きなニュースとして,まだ具体的な発表はないものの,KONDOレーシングとしてルマン24時間へ参加する事になったようです。ステディーな走りでこれまでもルマンでドライブした近藤真彦。オーナー兼監督兼ドライバーという一人3役で参加するという意気込みは賞賛していいのではないでしょうか。

2002・3・17
○今度はラルフ(F1)
・F1第2戦マレーシアGPが行われ,ウィリアムズのR.シューマッハが今期初勝利を収めました。第1戦が兄M.シューマッハでしたから,兄弟で連勝した事になります。その兄M.シューマッハは,因縁の相手J.P.モントーヤと絡み,緊急ピットインしたものの,鬼神の追い上げで3位表彰台。絡んだモントーヤも追い上げて2位表彰台となりました。やはり,この2チームは他のチームと別格なのでしょう。なお,トヨタはA.マクニッシュがポイントゲットまであとちょっとの7位。8位にホンダ勢最高位のJ.ビルヌーブ。佐藤琢磨はシングルフィニッシュの9位でした。予選といい,決勝といい,ホンダはトヨタの後塵を拝しました。

2002・3・16
○シューマッハ熱い(?)走り(F1)
・気温32℃といかにもマレーシアらしい天候の中,F1第2戦の予選が行われ,フェラーリのM.シューマッハがウィリアムズのJ.P.モントーヤを押さえてポールポジションをゲットしました。なお,トヨタはM.サロが10番手となりましたが,ホンダはJ.ビルヌーブの13番手が最高。いったいどちらが今年から参戦を始めたメーカーなんでしょう?なお,佐藤琢磨は,アタックを始めるとフェラーリと出会うような形になり,なかなか思うように攻められず15番手でした。

2002・3・15
○第2戦開幕(F1)
・F1の第2戦,マレーシアグランプリが開幕しました。今日は2回のフリー走行が行われ,マクラーレンのK.ライコネンがトップ。2番手にD.クルサードがつけ,マクラーレンの1,2でした。3番手にM.シューマッハ,4番手にR.シューマッハ,そして5番手にトヨタ(!)のM.サロがつけています。初レースで初ポイントを獲得したトヨタですが,ここでも好調のよう。開幕戦はフロックでなかった?

2002・3・14
○やはり参加不可能(F1)
・プロストGPを購入したフェニックスファイナンスの目論見は,国際自動車連盟(FIA)が正式に参加不可能の判断を下したため,断念せざるを得なくなりました。もっとも,タイヤのメーカーは決まってなし,マシン自体クラッシュテストを受けてないわけですから,もともと参戦は事実上不可能でした。もちろん,来年については何ともいえませんが,さらに60数億円の供託金が必要とのことですから,果たしてそこまでして参戦するのかは疑問です。

○ジャガー,02型マシンの開発中止(F1)
・開幕戦でE.アーバインの手により4位入賞したジャガーレーシングですが,これは多重クラッシュという幸運があったからという見方が一般的でした。何せ,予選にいたっては2台共に後方に位置していたわけですから。開幕前のテスト段階から,アーバインなどは新車に対して不満をぶちまけてましたから,この予選結果は当然といえば当然。こういったことを受けて,02型マシンの失敗を認め,とりあえず去年のマシンをリメイクしながらの参戦となるようです。

2002・3・13
○玉田はどうした?(R2−1)
・2輪全日本選手権の暫定エントリーリストが発表されました。それを見ると,ホンダワークスの玉田誠の名前がありません。ホンダの発表では,スーパーバイククラスとプロトタイプクラスの2つのクラスで走らせるということでしたが,なぜ今回のリストに乗ってないのかが不思議です。考えてみれば,別のレースを走るわけではなく,玉田の乗る予定のクラスは,どちらもレースとしては同じ。チャンピオンを狙うわけでもなし,かといってレースに出場しながら開発を担当をするわけでもなし,非常に中途半端な感じがするわけですが,その点が関係しているのでしょうか?

2002・3・12
○どうなってるのプロストチーム(F1)
・投資グループが破産したプロストGPを買収。参戦するのかと思いきや,M.モズレーは「参戦を認めない」とコメント。ところが,2戦から参戦するという情報。ドライバーは,G.マッツァカーネとT.マルケス。こうもころころ変わったのでは,素人には???としか言えません。

2002・3・11
○やはりロッシ(WGP)
・IRTAテスト2日目が行われ,前日トップのV.ロッシが,2日連続でトップタイムをマークしました。2位はL.カピロッシ,3位に宇川徹が入っています。なお,スズキでは昨年の全日本チャンピオンの梁明が,K.ロバーツやS.ジベルナウを押さえてトップに入っています。

2002・3・10
○ロッシトップタイム(WGP)
・スペインのカタルニアサーキットで,IRTAテスト1日目が行われました。今回のテストは,2ストはもちろん,今年から登場したMotoGPクラスが出揃ったものだけに注目を集めています。結果は,やはりというかRC211Vを駆る昨年のチャンピオンV.ロッシがトップタイムでした。以下,カピロッシ,チェカという順でした。なお,先日お知らせしたHRCとレプソルとの契約についての発表が,このテストの期間中に発表がありました。

2002・3・9
○本山トップタイム(Fポン)
・木曜と金曜に鈴鹿サーキットで行われたFポンの公式合同テストにおいて,昨年のチャンピオン本山哲がトップタイムをマークしました。以下は,道上,松田,脇坂,R.ファーマンの順となっています。これまでの流れ等を考え合わせると,ちょうどチャンピオン争いをしそうな5人が名を連ねた形となっているのではないでしょうか。

2002・3・8
○HRCのメインスポンサーはレプソル?(WGP)
・昨年までHRCのメインスポンサーだったスペインの石油会社レプソルは,スペインの英雄で元500cc世界チャンピオンのA.クリビーレがHRCから離脱したのに伴い,メインスポンサー契約を降りることになっていました。実際,このところのテストでは,レプソルのカラーリングのマシンは使われませんでした。ところが,クリビーレの事実上の引退を受けて,どうやらHRCと「復縁」する事になったようです。ただ,クリビーレが所属する事になっていたヤマハダンティーンのメインスポンサーにはすでになってますので,昨年までと同額のスポンサー料が払われるかはやや疑問ですね。

○旧型車が流行?(F1)
・開幕戦を勝利したフェラーリチームは,24日に行われる第2戦も昨年型のマシンで走るようです。開幕戦でも実証されたように,昨年型であっても実力は他のチームの新型と遜色ない走りができる上,新しいF2002の信頼性がまだまだとのこと。こういった理由から次回までは旧型を用いるそうです。また,開幕戦でE.アーバインによりポイントを獲得したジャガーチームも,今年のマシンのダウンフォース不足により,その点が解決されるまで昨年のマシンを利用する案が出てきています。さすがにまだ開幕して間もないため,こういった現象が見られるのでしょうね。

2002・3・7
○原田哲也,体制発表(WGP)
・今年からホンダの2ストマシンNSR500に乗ることになった,元250ccの世界チャンピオン原田哲也が所属するプラマックチームHONDAの体制発表が,チームの本拠地であるイタリアのシエナで行われました。すでに合同テストで原田の走りは披露されていましたが,その時はまだ暫定的なカラーリングでした。今回のマシンを見ると,チームの赤いロゴが大きくあるのは変わりないものの,金や銀の矢印のマーク等,新たにいろいろ追加されています。前回のテストの際,鎖骨骨折という怪我を負った原田だけに,早い回復が待たれます。

2002・3・6
○アレジ,F1ドライブ(F1)
・昨年,惜しまれつつF1を引退したJ.アレジが,フランスのポールリカールサーキットで行われたマクラーレンのプライベートテストで,F1のステアリングを握りました。今年ドイツのDTMにメルセデスのチームから参加する事や,ミシュランとの関係からこのことが実現しています。日本で今でも人気がありますし,管理者個人としてはアレジと会って握手をしてらった事がある(英語ができれば話もできたのですが,こればっかりはネェ)だけに,できればF1のレースにも出てほしいのですが・・・。

2002・3・5
○2つの体制発表(WGP・GT・R2−1)
・まず一つ目。スパークプラグのデンソーが「デンソーチャレンジ2002」という計画を発表しました。「イリジウムパワー」と銘打って,昨年度あたりから積極的な広報活動をしていましたが,今年はGP125の上田・東の両選手に対するサポートを継続すると共に,GTのチームサードに対する支援もしていくようです。
次に,ドリンクメーカーのDyDoが,元全日本500ccライダーであった五百部徳雄が率いるアイファクトリーのスポンサードを開始し,「DyDo MIU レーシングチーム」としてR2−1へ参戦することになりました。なお,ライダーは,昨年度惜しくも125ccチャンピオンを逃した現役高校生である高橋裕紀が250ccに,今年から新設されたJSB1000クラスに江口謙となっています。

2002・3・4
○Fポン合同公式テスト(Fポン)
・3月1,2日の2日間,富士スピードウェイでFポンの合同公式テストが行われました。2日間の累計で,トップがARTAの脇坂寿一,2位が5ZIGENの道上龍となりました。どちらも昨年のチャンピオン本山哲の強力なライバルとなる得るだけに,今月末の開幕戦から接戦が観られそうですね。なお,本山は4番手でした。

○セパン戦が公式戦に(GT)
・一昨年からエキシビションとして開催されていたマレーシアのセパンサーキットでのGT戦が,公式戦として正式に認められました。全日本クラスのレースが海外で行われるのは史上初めてのことです。なお,開催日が予定より1週間早まり,6月23日が決勝日となりました。

2002・3・3
○完走わずか8台(F1)
・スタート後1コーナーでR.シューマッハが空中に舞うといったような大波乱が発生する混乱のレースでしたが,やはりというべきか,昨年の王者M.シューマッハが混乱を制しました。これが初レースとなるトヨタは,ベテランM.サロの活躍により,初レースで入賞という快挙を成し遂げました。期待の佐藤琢磨は一時期5位(!)を走行しましたが,電気系のトラブルによりリタイアしています。

2002・3・2
○フェラーリフロントロー独占&琢磨予選落ち免れる(F1)
・今年最初のレースは,予想通りフェラーリの強さが目立ち,R.バリチェロ,M.シューマッハの順で予選終了。佐藤琢磨は,マシントラブル,クラッシュ,雨の理由によりタイムが伸びず,トップのタイムより107%を超えたため,予選落ちとなりました。しかし,嘆願書を提出し,審査委員会で審議の結果,フリー走行では107%以内でしたし,状況等を考慮にいれて,最後尾ながら決勝のグリッドにつくことが許されました。予選で不運だった分,決勝ではいい結果が出るといいですね。

○プロスト復活?(F1)
・破産宣告を受けて,事実上解散に追い込まれていた元チャンピオンのA.プロストのチームが,何と復活しそうな気配です。ある投資家の支援を受けて,これから復活に向け動きが始まりそう。「ある投資家」とは,アロウズのチームオーナーT.ウォーキンショーとも言われています。本当にF1の裏側というのは,世間には分からない世界です。

○ノリックのチームメート決まる(WGP)
・元世界チャンピオンのA.クリビーレの事実上の引退を受けて,彼に代わるライダーを探していたYAMAHAダンティーンですが,後任に昨年度スーパースポーツに参戦してランキング6位になったP.リバが抜擢されました。メインスポンサーがスペインのレプソル石油ですから,スポンサーの意向を受けてスペイン人の中から選ばれたようです。

2002・3・1
○フェラーリ今年も強し!?(F1)
・さあ,F1が開幕しました!今日はフリー走行のみ。雨が降ったりやんだりの難しい路面状況の中,やはりというべきか,M.シューマッハがトップタイム,2番手がR.バリチェロというフェラーリの1.2で1日目が終了。3番手にウィリアムズのR.シューマッハがつけてますが,トップとは1秒以上の差。やや驚いたのが,トヨタのM.サロが6番手につけたこと。初レースでこの成績は,フリー走行とはいえなかなかのもの。期待の佐藤琢磨は13番手とまずますの成績を収めました。明日はフリー走行と予選が行われます。

○M1に光明?(WGP)
・以前お伝えしたYAMAHAの緊急テストがイタリアのムジェロサーキットで行われています。2日目に新しいシャーシを試したところ,かなりいいフィーリングだったとC.チェカが述べています。ホンダと比べてやや心配のあったYZR−M1ですが,これから開発がどんどん進んでいくのかもしれません。

○ごひいきのチームを(Fポン)
・今年は10戦行われますが,そのすべてのレースにおいてグランドスタンドに「チーム応援席」を設け,応援幕や応援旗でのディスプレイ&グッズのプレゼントなどが行われます。また,監督やドライバーがレースの合間に自分の応援席に出向いてくれるサービスも。観客とエントラントの距離が少し縮んだ感じがします。皆さんもぜひごひいきのチームをつくり,見知らぬ人と隣り合いながら共に応援してみてはいかがでしょう。