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F1

 いわずとしれた4輪の世界最高峰レース。2006年シーズンから使用されてきた2.4リッターV8エンジンが2013年シーズンをもって終了となり,2014年シーズンからは1.6リッターV6ターボエンジンが用いられることになりました。さらに,2013年シーズンまでは"KERS"と呼ばれていたエネルギー回生システムが,2014年シーズンから"ERS"と呼ばれ,その出力が2倍となる120kwhまで高められました。その他エンジンだけでなく,車体をはじめ,エンジン使用基数,カーナンバーの固定化等ハード面,ソフト面の両面でレギュレーションの変更が行われ,新たなスタートを切りました。
 その新たなスタートを切った2014年のF1でしたが,そこで圧倒的な強さと速さを見せたのが,メルセデス製のPUでした。特にその中でメルセデスのワークスチームであるメルセデスAMGが圧倒的速さと強さを見せ,このチームでないとチャンピオンになれないのではないかと思われるくらいの状況が続きました。
 しかし,各チーム及びメーカーも指をくわえて見ていただけではなく,2019年はフェラーリが,2020年シーズンはホンダがわずかずつですが結果を残すようになっていき,メルセデスの独走にストップをかける期待が持たれるようになっていきました。そして,ついにホンダフル参戦最終年となった2021年シーズン,メルセデスの牙城をレッドブルのM.フェルスタッペンが崩しました。さらに,昨シーズンはレッドブルの戦闘力がさらに増し,そしてフェルスタッペンの速さも輪をかけて速くなり,何と過去最高となる勝利数を収め,フェルスタッペンが2年連続チャンピオンに輝きました。こうした速さに貢献した1つの要素がホンダ製のPUです。2021年シーズンをもってF1から撤退したホンダでしたが,レッドブルとの交渉の結果,新しいレギュレーションに則ったPUが導入される前の2025年シーズンまで,ホンダ(正式にはHRC)がレッドブル及びアルファタウリにPUを供給することになったのです。そして,そうした協力関係の初年度である昨シーズン好結果を残しました。
 2021年シーズン小林可夢偉以来7年ぶりとなる日本人フル参戦F1ドライバーが誕生しました。それは,アルファタウリ・ホンダからフル参戦することになった角田裕毅です。ホンダの育成ドライバーとして世界戦に出場するようになり,その後レッドブルのジュニアドライバーとして支援を受けるようにもなりました。そして,F1出場に必要なスーパーライセンス2020年シーズンに獲得し,2021年シーズンからアルファタウリのシートを獲得したのです。ルーキーシーズンは,やはり苦労することが多く,表彰台獲得には至りませんでした。しかし,最終戦で自己最高位となる4位を獲得し,いい形で今季を迎えることになりました。2年目となる昨シーズンは,マシンの戦闘力が劣っていたこともあって,初年度と比べると結果が残りませんでした。そのため,一時はシート喪失の噂さえ出るほどでした。しかし,最終的に契約が延長され,新たなチームメイトであるN.デ.フリースと共にさらなる成績アップを期待されています。

《レーススケジュール》
  決勝開催日 名     称 サ ー キ ッ ト
第1戦 3月5日 バーレーンGP バーレーン・インターナショナル・サーキット
第2戦 3月19日 サウジアラビアGP ジェッダ市街地コース
第3戦 4月 2日 オーストラリアGP メルボルン
第4戦 4月30日 アゼルバイジャンGP バクー
第5戦 5月 7日 マイアミGP マイアミ
第6戦 5月21日 エミリア・ロマーニャGP(※開催中止) イモラ
第7戦 5月28日 モナコGP モナコ
第8戦 6月 4日 スペインGP バルセロナ
第9戦 6月18日 カナダGP モントリオール
第10戦 7月 2日 オーストリアGP シュピールベルク
第11戦 7月 9日 イギリスGP シルバーストーン
第12戦 7月23日 ハンガリーGP ブダペスト
第13戦 7月30日 ベルギーGP スパ・フランコルシャン
第14戦 8月27日 オランダGP ザントフォールト
第15戦 9月 3日 イタリアGP モンツァ
第16戦 9月17日 シンガポールGP シンガポール
第17戦 9月24日 日本GP 鈴鹿サーキット
第18戦 10月 8日 カタールGP ロサイル
第19戦 10月22日 アメリカGP オースティン
第20戦 10月29日 メキシコGP メキシコシティ
第21戦 11月 5日 ブラジルGP サンパウロ
第22戦 11月18日 ラスベガスGP ラスベガス
第23戦 11月26日 アブダビGP ヤス・マリーナ
第24戦

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