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| 国内フォーミュラカーの最高峰。2012年シーズンまでは「フォーミュラニッポン」でしたが，2013年シーズンから「スーパーフォーミュラ」へと名称が変更になりました。さらに，2016年シーズンからシリーズ名が若干変更となり，『全日本スーパーフォーミュラ選手権』となりました。なお，このサイトでは，略して「SF」で表記します。 SFのシャーシはワンメークとなっていて，2015年シーズンからは，ダラーラ車が開発したSF14が使用されてきました。そのSF14に搭載されているエンジンは，2リッター直列4気筒ターボエンジンで，これはそのまま現在に至っています。しかし，SF14の使用は2018年までで，ダラーラ社が開発した点には変わりないものの，2019年から新たなシャーシであるSF19が使用されています 前身のフォーミュラニッポンの頃は，海外ドライバーのチャンピオン獲得が比較的多かったのですが，現行のスーパーフォーミュラになってからは，2013年に山本尚貴が，2014年には中嶋一貴が，2015年は石浦宏明が，2016年は国本雄資，そして2017年は石浦宏明が，そして2018年，2020年シーズンはまたしても山本尚貴がチャンピオンを獲得しました。そのような中，2016のS.バンドーン，2017年のP.ガスリーと連続して翌年にF1へステップアップを果たす外国人有力ドライバーがフル参戦しました。さらに，F1においてレッドブルとホンダがタッグを組むことが効果となって，ガスリーのようなレッドブルの支援を受けた若手ドライバーもSFに参戦するようになってきたりしています。また，2021年シーズンにアメリカンモータースポーツの最高峰であるインディカーシリーズでチャンピオンを獲得したA.パロウも，SFから旅だったドライバーの一人です。もちろん，外国人ドライバーだけでなく，数年後にF1等へステップアップが期待される若手日本人ドライバーもフル参戦したりもしています。若手，中堅，そしてベテランドライバーがフル参戦し，さらに2019年シーズンはN.キャシディが外国人ドライバーとしては初めてこのシリーズを制し，まさに群雄割拠の状態と言えます。コロナ禍の影響があった昨シーズンは，2020年シーズンと同じく外国人ドライバーの来日が思うようにいかず，主に日本人同士の争いとなりました。そして，最終的に野尻智紀が，自身初となるタイトルを獲得しています。 タイヤに関して，2016年シーズンからヨコハマがワンメークタイヤを供給しています。それに対して，エンジンに関しては，これまで同様トヨタとホンダが供給しています。どちらのエンジンが速いかは，シーズンによって違いがあり，タイトルもどちら側が取るのか予想がつきません。果たしてどのエンジンがチャンピオンエンジンとなるのか，こちらの争いも注目です。 |
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