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スーパーフォーミュラ

 国内フォーミュラカーの最高峰。2012年シーズンまでは「フォーミュラニッポン」でしたが,2013年シーズンから「スーパーフォーミュラ」へと名称が変更になりました。さらに,2016年シーズンからシリーズ名が若干変更となり,『全日本スーパーフォーミュラ選手権』となりました。なお,このサイトでは,略して「SF」で表記します。
 SFのシャーシはワンメークとなっていて,2015年シーズンからは,ダラーラ車が開発したSF14が使用されてきました。そのSF14に搭載されているエンジンは,2リッター直列4気筒ターボエンジンで,これはそのまま現在に至っています。しかし,SF14の使用は昨年までで,ダラーラ社が開発した点には変わりないものの,今季から新たなシャーシであるSF19が使用されることになっています。シャーシが新しくなるということは,当然これまでのデータがそのまま使える訳ではなくなりますから,新たなシャーシにいち早く対応できたチームやドライバーがチャンピオン争いに頭一つ抜きですことができるので,これが誰になるのかが注目となります。
 前身のフォーミュラニッポンの頃は,海外ドライバーのチャンピオン獲得が比較的多かったのですが,現行のスーパーフォーミュラになってからは,2013年に山本尚貴が,2014年には中嶋一貴が,2015年は石浦宏明が,2016年は国本雄資,そして2017年は石浦宏明が,そして昨シーズンは山本尚貴がチャンピオンを獲得し,ここまで全て日本人ドライバーがチャンピオンに輝いています。F1では,日本人ドライバーが一人もいない状況が続いていますが,ドライバーの腕としては,トップ争いをするまでにはいかないのかもしれないものの,参戦してもおかしくないといってもおかしくないのかもしれません。そうした意味からも,このカテゴリーがさらなる活性化をしていく必要がありそうです。
 F1といえば,2016のS.バンドーン,2017年のP.ガスリーと連続して翌年にF1へステップアップを果たす外国人有力ドライバーがフル参戦しました。さらに,F1においてレッドブルとホンダがタッグを組むことが効果となって,ガスリーのようなレッドブルの支援を受けた若手ドライバーもSFに参戦するようになってきたりしていて,今シーズンも若手有力外国人ドライバーがフル参戦します。また,外国人ドライバーだけでなく,数年後にF1へステップアップが期待される若手日本人ドライバーもフル参戦します。若手,中堅,そしてベテランドライバーがフル参戦し,まさに群雄割拠の状態と言えます。
 タイヤに関して,2016年シーズンに大きな変化がありました。それは,これまでブリヂストンがワンメークタイヤを供給していたのですが,同年からヨコハマタイヤがその役を担うことになったのです。F3など他カテゴリーで既にワンメークタイヤの供給実績がある同社ですが,最高峰では初めてだっただけに,関係者の努力は大変なものだったと思います。供給4年目となり,新しいシャーシとのマッチングがどうなるのかこちらも注目です。

《レーススケジュール》

  決勝開催日 サーキット
第1戦  4月21日 鈴鹿
第2戦  5月19日 オートポリス
第3戦  6月23日 スポーツランドSUGO
第4戦  7月14日 富士スピードウェイ
第5戦  8月18日 ツインリンクもてぎ
第6戦  9月29日 岡山国際サーキット
第7戦 10月27日 鈴鹿サーキット

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