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国内フォーミュラカーの最高峰。2012年シーズンまでは「フォーミュラニッポン」でしたが,2013年シーズンから「スーパーフォーミュラ」へと名称が変更になりました。さらに,2016年シーズンからシリーズ名が若干変更となり,『全日本スーパーフォーミュラ選手権』となりました。なお,このサイトでは,略して「SF」で表記します。 その2013シーズンまでは,アメリカン・フォーミュラで活躍し,パナソニックの創始者である故松下幸之助の孫としても知られているヒロ松下氏がオーナーを務めるスウィフト社が開発したFN09が2009年以降使用されてきました。しかし,FN09は2014年シーズンまでで,2015年シーズンからは,ダラーラ車が開発したSF14が使用されることになりました。同時に,FN09で使用してきたエンジンは,3.4リッターV8の自然吸気(NA)でしたが,SF14では,2リッター直列4気筒ターボエンジンとなり,現在に至っています。 前身のフォーミュラニッポンの頃は,海外ドライバーのチャンピオン獲得が比較的多かったのですが,現行のスーパーフォーミュラになってからは,2013年に山本尚貴が,2014年には中嶋一貴が,2015年は石浦宏明が,そして2016年は国本雄資がチャンピオンを獲得し,ここまで全て日本人ドライバーがチャンピオンに輝いています。F1では,日本人ドライバーが一人もいない状況が続いていますが,ドライバーの腕としては,トップ争いをするまでにはいかないのかもしれませんが,参戦してもおかしくないものがあるといってもおかしくないのかもしれません。そうした意味からも,このカテゴリーがさらなる活性化をしていく必要がありそうです。 タイヤに関して,昨シーズン大きな変化がありました。それは,これまでブリヂストンがワンメークタイヤを供給していたのですが,昨シーズンからヨコハマタイヤがその役を担うことになったのです。F3など他カテゴリーで既にワンメークタイヤの供給実績がある同社ですが,最高峰では初めてだっただけに,関係者の努力は大変なものだったと思います。供給2年目となりますので,今シーズンはさらにタイムが更新されていくことが期待されます。 |
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