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フォーミュラニッポン
    
 国内フォーミュラカーの最高峰。正式には「フォーミュラニッポン」ですが,このサイトでは,略して「FN」で表記します。このところレギュレーションに様々な変更が加えられるFNですが,全く新しいシャーシが導入されて3年が経ちました。アメリカン・フォーミュラで活躍し,パナソニックの創始者である故松下幸之助の孫としても知られているヒロ松下氏がオーナーを務めるスウィフト社が,FNの新たなレギュレーションに則って開発したFN09がその新しいマシンです。オーバーテイクするために一時的に回転数がアップするシステムがあったり,フロント,リア共に独特な形状のウィングをつけたりしている同マシンに,トヨタ又はホンダ製のエンジンを搭載してシーズンが争われています。大幅な変更を遂げたFNマシンですが,導入から4年目となりますので,マシンの熟成がより一層図られることになります。また,昨シーズンの途中からパワーステアリングが導入され,ドライビングについても変化を見せています。今シーズンは,当初F1のCARSと同じように,モーターアシストとエネルギーを回生するシステムである「システムE」というデバイスを採用する予定でした。しかし,昨シーズン終了後に行われたテスト等を通して,今シーズンでの採用はまだ難しいと言うことから,来シーズン以降に先送りとなっています。
 チャンピオン争いの方ですが,ここ数年はかつて「日本一速い男」と言われていた星野和義がオーナー兼監督を務めるIMPULと,元F1ドライバーである中嶋悟がオーナー兼監督を務めるNAKAJIMA RACINGとの間でチャンピオン争いが展開されてきていました。しかし,昨シーズンは,その中嶋監督の長男で,F1にフル参戦した経歴を持つ中嶋一貴がTOM'Sに所属してFNにフル参戦を開始。チームメイトが,長年日本国内でトップチームに所属してきたA.ロッテラーとなりました。その中嶋は,初年度から表彰台に立ち続け,いきなりチャンピオン争いに絡んできました。しかし,その中嶋を上回る結果を残したのが,チームメイトであるロッテラーでした。最終戦まで持ちこまれたチームメイト同士によるチャンピオン争いでしたが,ロッテラーに軍配が上がっています。かつてはベテランドライバーを中心にしていたFNでしたが,特に昨年からは若手で優秀なドライバーが中心となってきていて,今シーズンもその傾向に変わりはありません。今後の日本人ドライバーの勢力図がどうなっていくのか一つのバロメーターになりそうですので,そうした点もで注目といえます。
   
《レーススケジュール》
  決勝開催日 サーキット
第1戦  4月15日 鈴鹿
第2戦  5月13日 ツインリンクもてぎ
第3戦  5月27日 オートポリス
第4戦  7月15日 富士スピードウェイ
第5戦  8月 5日 ツインリンクもてぎ
第6戦  9月23日 スポーツランドSUGO
第7戦 11月 4日 鈴鹿サーキット
JAF-GP 11月11日 富士スピードウェイ
     
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