トップ > F1スケジュール >
     
F1
    
 いわずとしれた4輪の世界最高峰レース。長年F1の世界に君臨していたM.シューマッハが,昨シーズン限りで引退しました。そのような流れの中,2年連続でチャンピオンを獲得したのが,ルノーのマシンを駆るスペインの若き英雄F.アロンソでした。そのアロンソは,今シーズンからルノーを離れマクラーレン・メルセデスに移籍し,新たなスタートを切ることになりました。また,シューマッハのいなくなったフェラーリには,K.ライコネンが移籍してきました。この両者を始め,N.ロズベルグやR.クビサといった次代を担うドライバーが次々と現れ,F1の世界も,確実に世代交代の波に飲まれているといった感じとなりました。
 こうした若きドライバーの出現だけでなく,レギュレーションを始めとした様々な改革も注目点となってきています。タイヤのワンメーク化(今シーズンはブリヂストン1社のみが供給),2レース1エンジン,エンジン載せ換えによるグリッドの降格,新型エンジン開発の制限,テストの総マイレージの制限等のレギュレーションが,今シーズンから実行されますし,数年計画で空力の制限等様々な改革が目白押しです。これらの改革は,安全の確保とコスト削減を主眼においてのものです。これらの制限に,いち早く対応できたチーム及びドライバーが,チャンピオンに最も近いものとなるでしょう。
 日本関連では,昨年からホンダの支援を受けているスーパーアグリF1がフル参戦を開始しました。短期間での作業にもかかわらず,開幕戦からマシンをグリッドに並べ,最終戦では佐藤琢磨がトップ10フィニッシュも達成しています。スーパーアグリを支援しているホンダは,第13戦ハンガリーGPにおいて見事優勝し,ホンダワークスチームとしては39年ぶりとなる勝利を収めました。もう一つのジャパンパワーであるトヨタは,一昨年の活躍が影を潜め,今一歩のシーズンを送りました。しかし,今シーズンから有力なコンストラクターであるウィリアムズにエンジンを供給することになり,そこからのフィードバックはかなり強い援護射撃になるのではないかと思われます。
   
《レーススケジュール》
  決勝開催日 名     称 サ ー キ ッ ト
第1戦  3月18日 オーストラリアGP メルボルン
第2戦  4月 8日 マレーシアGP セパン
第3戦  4月15日 バーレーンGP サヒール
第4戦  5月13日 スペインGP バルセロナ
第5戦  5月27日 モナコGP モナコ
第6戦  6月10日 カナダGP モントリオール
第7戦  6月17日 アメリカGP インディアナポリス
第8戦  7月 1日 フランスGP マニクール
第9戦  7月 8日 イギリスGP シルバーストン
第10戦  7月22日 ドイツGP ニュルブルクリンク
第11戦  8月 8日 ハンガリーGP ハンガロリンク
第12戦  8月26日 トルコGP イスタンブール
第13戦  9月 9日 イタリアGP モンツァ
第14戦  9月16日 ベルギーGP スパフランコルシャン
第15戦  9月30日 日本GP 富士スピードウェイ
第16戦 10月 7日 中国GP 上海インターナショナル
第17戦 10月21日 ブラジルGP インテルラゴス
    
トップ > F1スケジュール >