トップ > JRRレーススケジュール > | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
日本国内における2輪ロードレースの最高峰,それがこの全日本ロードレース選手権(このサイトでは,JRRで表記します。)です。そのJRRにおける最高峰が,JSB1000クラスです。以前は,メーカー直系のワークスチームのみにタイトル獲得の可能性が実質的にあるという状態でしたが,JSBクラスとなってからワークスの参入が認められなかったため,プライベーター同士の争いが展開されていきました。 昨シーズンは,国内におけるヤマハのエースライダーである中須賀克行が,自身3度目となるチャンピオンに輝きました。MotoGPにおいて怪我をしたB.スピースの代役として参戦した第18戦バレンシアGPにおいては,ウェットからドライへと変化する難しいコンディションの中,見事2位表彰台を獲得するという快挙も成し遂げています。中須賀にとってメモリアルイヤーになったと言っても過言ではないでしょう。ただ,その中須賀がチャンピオンを決めたのは最終戦においてで,しかも,ランク2位に入ったカワサキのエースライダーである柳川明との差はわずか5ポイントでしたから,いつ誰がチャンピオンになってもおかしくない状況であることは間違いありません。ホンダのエースライダーで,一昨年のチャンピオンである秋吉耕祐は,開幕前に大腿骨骨折という重傷を負ったため,8耐直前まで出場できないという事態に陥り,チャンピオン争いに絡むことができませんでした。彼の卓越した速さは今シーズンも変わりないでしょうから,間違いなく彼もチャンピオン争いに絡んでくるでしょう。果たして誰に栄冠が輝くのか,最終戦まで目が離せません。また,ST600クラスでは,マレーシア人ライダーのD.クライサルトがチャンピオンを獲得しました。ここ数年の中で,日本以外のアジア人ライダーが台頭するようになってきています。今後JRRにおいても,この流れは止められないのかもしれません。 地球環境の悪化から,現在の2輪レース界は,2サイクルマシンが徐々に姿を消し,4サイクルマシンによるレースへと変貌してきています。そして,もうその流れは,止めることができない状況です。MotoGPの中・軽量級クラスが,全て4サイクルマシンに替わったのと同じく,JRRも昨シーズンから全てのクラスが4サイクルマシンでのレースとなり,JSB1000,ST600,J-GP2,J-GP3の4クラスでの開催されます。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
《レーススケジュール》 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
トップ > JRRレーススケジュール > |