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日本国内における2輪ロードレースの最高峰,それがこの全日本ロードレース選手権(このサイトでは,JRRで表記します。)です。そのJRRにおける最高峰が,JSB1000クラスです。以前は,メーカー直系のワークスチームのみにタイトル獲得の可能性が実質的にあるという状態でしたが,JSBクラスとなってからワークスの参入が認められなかったため,プライベーター同士の争いが展開されていきました。 この最高峰クラスで圧倒的な速さを見せているのが,HRCの開発ライダーも務める秋吉耕祐です。「宇宙人」とも言われるほど他のライダーにはまねのてきない走りを見せる彼は,見事2年連続チャンピオンを獲得しました。HRCの開発ライダーとは言っても,彼が手がけているのはMotoGPマシンであるRC212V(今シーズンはRC213V)で,JRRで使用しているCBR1000RRは,彼が中心になって開発しているマシンというわけではありません。しかし,長年裏方である開発ライダーを務めてきた彼だけに,マシンへの順応性は人一倍高いものがあります。そうしたことが,彼のチャンピオン獲得に大きな影響を与えているといえるのではないでしょうか。今シーズンも,この秋吉を中心に,ヤマハの中須賀克行,カワサキの柳川明,スズキの加賀山就臣といった各メーカーのエースライダーを始め,ここ数年その速さに磨きをかけてきている若手ライダーの筆頭格である高橋巧などのライダーとの激しいバトルが予想されます。 地球環境の悪化から,現在の2輪レース界は,2サイクルマシンが徐々に姿を消し,4サイクルマシンによるレースへと変貌してきています。そして,もうその流れは,止めることができない状況です。MotoGPの中・軽量級クラスが,全て4サイクルマシンに替わるのと同じく,昨シーズンまで4サイクルマシンと2サイクルマシンとの混走で行われていたJRRも,MotoGPと同様の体制となります。そして,この軽量級クラスの4サイクル化に伴い,クラス発足以来250ccマシンで争われてきたGP-MONOクラスは昨シーズン限りでその役目を終えました。この結果,今シーズンからのJRRは,JSB1000,ST600,J-GP2,J-GP3の4クラスでのレースとなります。 |
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