タン、タン、ターン。 リハビリをする訓練棟の一角に室内練習用のローラーがある。それに固定したレーサー(競技用車いす)のハンドリムを たたく音が響く。こもった熱を放散するため、頭の近くに扇風機を置き、風を受けながら、黙々とレーサーをこぐ。 魚返利明君(16)=別府養護学校高等部二年=は、今大会ハーフの部の最年少。初めて挑戦する。