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篠籐明徳さん(別府大学教授)が司会を行い、福祉フォーラム連続セミナーの経過についての説明がありました。つぎに、別府
市障害福祉課の村田忠コ課長より「障害者自立支援法について」の基調講演がありました。「現在、市では職員が自立支援法に
ついて勉強しており、4月から利用のサービス申請受付や減免措置などに追われている。4月からは、新たに専門職を2名採用
し、認定調査や、相談などにあたってもらう予定である。利用者は、サービスを上手に使って欲しい。しかし、今後市の財政基
盤が不安定になる中で、自分の生活は自分で守るということも必要である」と発言されました。
パネルディスカッションでは、コーディネーターとして、在宅障害者支援ネットワークの徳田靖之さん、パネリストとして、
河野龍児さん(自立支援センターおおいた)、大林正孝さん(NPO法人べっぷ 優ゆう)、田北光洋(地域支援センターほっ
と)、そして村田課長も助言者として一緒に参加されました。当事者、スタッフなどそれぞれの立場から、「利用したサービス
費用や自立支援医療の定率1割負担が始まると、負担しきれない障がい者がでるのではないか」「障がいを持っている人の支援
は市民を含む、別府市の取り組みにかかっており、自立支援協議会がとても重要である」「自立支援協議会や障害程度区分の認
定の審査会、障害者福祉計画に当事者やその関係者を入れるべき」「本人の意志決定を認めて」などの意見が出されました。ま
た「サービス給付基準の維持」や「他の自治体の負担の軽減の取り組みを別府市も取り入れて欲しい」という意見に対して、村
田課長は「サービスの質は下げないようにすること、本人の意志決定を大切にする」、市独自のサービス対しては「制度が始ま
り、ある程度の推移が出てから考えたい」と答えられました。
活発な論議がされる中、参加者からは「利用料が発生することで、今後、自己破産する人、サービスを控えることで健康を害
する人が出てくるのではないか」「負担額を減らしてもらいたい」「今と同じ移動介護が受けられるか」などの意見が出されま
した。
最後に、徳田氏より市町村との協力が必要であり、障がいのことにはお金を出さないという国に、基本政策の転換を求めるとい
う言葉で会がしめくくられました。
(相談員 矢野)