平成17年6月1日発行 第31号


リハビリテーションからQ&A


Q:偏食が強いのですが、なぜですか。

A:
口や口周辺は触刺激を感じる部分がたくさんあります。そこに敏感さが残るお子さんは拒否反応(=偏食)として 影響が出ることがあります。葉物の生野菜は絶対食べない、特定の感触の好き嫌い(柔らかいもののみ、または硬いも ののみしか食べない)があるということはよく聞かれます。このような場合、口だけではなく体も触れられることに敏 感さが見られることがあります。まずは手足などからギュッと圧を加えて触っていき、触れられることへの不安を軽減 していくことが必要です。その上で頭や顔、口周辺なども受け入れられる範囲で圧迫していくとよいでしょう。電動歯 ブラシなど振動する道具も受け入れやすい場合があります。

 また感触以外にも、熱いもの・冷たいもの・辛いもの・濃い味のものなど刺激物ばかりを好む、においや見た目での 好き嫌いなど偏食も様々です。その人が好む食べ物の共通点を見て、柔らかいものから徐々に硬くしていく、少し濃く 味付けするなど調理法を考慮していくこともひとつの手段です。偏食を修正していくには長い時間が必要ですが、少し ずつ食べ物のバリエーションを増やしていくことからはじめてみてください。

          

(OT武田)