

平成17年4月1日発行 第30号
<新年度がスタートしました。新しい場所・人と新しい環境の中での生活が始まります。期待と不安で胸がいっ
ぱいですね。今回は、新年度についてのQ&Aにお答えします。
Q:うちの子は、自閉傾向があります、1学期は落ち着きません。どうしたらよいでしょうか?
A:いつもと違う環境になると落ち着けないという特性を持っています。家庭の中はいつ
もと変わらないようにし、大好きな事などを担当になった先生へ伝え、共に楽しんで信頼関係を早く築いても
らえることが大切です。また、今までの経過を早めに担当の先生に伝え、過ごしやすいスケジュールを立てて
いただくことも良いかと思います。
Q:行動に問題を持った発達障害です、先生がうまく接してくれるか心配です。
A:担当の先生と子どもさんの特性、今までの関わり方などを話してしっかりコミュニケーションをとること
が大切です。うまく話せないときは、お手伝いします。施設支援といって、子どもさんが通う保育園・幼稚園
・学校などに、別府発達医療センターのスタッフを派遣し、子どもさんの普段の姿を見せてもらいながら、そ
この先生方と子どもさんのより良い関わり方などを一緒に考えます。無料ですが、現在通っている所からの申込
用紙が必要です。
Q:うちの子の事をわかってもらうために、他の保護者に対して状態像を知らせていた方が良いでしょうか?
A:他の保護者へ今の状態を伝えるべきかどうかは、親御さんの判断で、たくさんの意見があります。前もっ
て伝えてる方が、何かあったときに理解されると考えるか、先入観を与え避けられるのではないかと考える。
皆、同じ子どもで性格が違い育った環境も違います、誰しも人に迷惑をかけないように集団生活を送っていま
す。しかしどの子どもも、人に迷惑をかけるようなことをしてしまうことがあります。人に迷惑をかける問題
行動には、何らかの原因があります。それを理解してあげることから始まり、よい事ではないことを伝え、違
う良い行動を教えていくこと。関わる全ての大人が、障害や特性があるからではなく、どの子どもへも同じ対
応をしていると思います。問題行動を起こす前に、特性を理解した関わりをすることで、問題行動が減るまた
は無くなることが考えられます。そのためにまわりの共通認識が必要になってきます、そのときに他の保護者
へ伝えておいた方が良いかどうか考えることではないかと思います。
(保育士 越智)