平成17年2月1日発行 第29号


保育から  子供の上手なおやつの与え方


おやつ・・・この言葉ってなんだかわくわく楽しい響きですよね。大人にとってのおやつとは、ほっと一息つきたい 時に、またはちょっとお腹がすいた時に、手軽に食べれらるケーキやクッキー、チョコレートなどでしょうか。

では、子供にとってのおやつとはどんなものでしょう? 子供の胃袋は小さいので、3回の食事では成長や運動量に 見合う栄養を摂る事が出来ません。ですから本来子供のおやつとは、3回の食事では摂り切れない栄養素を補うもの で、いわば第4の食事と言ってよいと思います。

★どんなおやつを与えていますか?

おやつ=ケーキやスナック菓子、ジュースと思っていませんか?あるアンケート結果を見ても、子供の好きなおやつ はポテトチップス、キャラメルコーン、チョコレート、ポッキーなどでした。そこでスナック菓子の脂質塩分につい てデータを出してみました。

3〜5歳の子供の1日に必要な脂質は44.3g 塩分は2.5g以下です
*ポテトチップス:脂質32.5g 塩分0.9g
*キャラメルコーン:脂質56.1g 塩分0.8g
*かっぱえびせん:脂質20.4g 塩分1.0g

これらは1袋の分量なので、与える量によっても違ってきますが、それにしてもスナックに脂質は欠かせないもののよ うです。スナック菓子や甘いお菓子を食べ過ぎて食事を十分に摂れない子供は、必要な栄養素も摂れないまま脂質過多 になります。またお菓子に使われている白砂糖は常習性がある為、小さい頃から与えて慣れさせてしまうと、その後も ずっと砂糖を欲しがり、虫歯の原因になります。お菓子を食べるとお菓子でカロリーを得てしまいますから、ご飯を食 べなくなります。ご飯をたべなければ身体のバランスが崩れ、その結果生活習慣病の原因になりかねません。

★子供におすすめおやつとは?

・おにぎり 小1個
・ぶどうパン 小型1枚
・ふかし芋 中1/2本
・牛乳コップ1杯
・ヨーグルト1個
・みかん1個
・バナナ中1本
・ホットケーキ中1枚
・おやき1個
・とうもろこし小1本
・甘栗 10個

★おやつは上手にたべましょう

@食事に影響しない量を守りましょう。
A.時間をきっちり決めて 1日1〜2回。
B.袋ごと与えない(適量をお皿に盛る)
C.お茶か牛乳など甘くない飲み物と組み合わせ、水分はたっぷりと。

午前中のおやつ・・・朝食と昼食との食間が短いので、消化がよく胃の負担の少ないものを選びましょう。
午後のおやつ・・・・昼食から夕食までの食間が長いので、組み合わせや量を考えて午前よりもボリュ―ムのあるものを与 えましょう。

★最後に

たかがおやつ・・・と簡単に考えてたら、これが結構子供の成長、健康に影響があるものだという事が理解して頂けたでし ょうか?

今はコンビニやスーパーで手軽にお菓子が手に入る時代です。大人がしっかり管理しておいしいおやつの時間を楽しむ事が できるよう今一度、考え、実行してみて下さい。

(安達)