

平成16年12月1日発行 第28号
今年度もボランティア講座をしました。6月26日から10月9日までの7日間行い、延べ180
名が参加しました。PT・OT・STの講座は公開にしましたので、多くの方が勉強に来てくれま
した。
初日の6月26日は、オリエンテーションと、地域支援センターの紹介。知的・重心のデイサー
ビスの様子をお伝えし、ボランティアの呼びかけをしました。具体的には、センターの活動に参加
して欲しい、食事介助も出来たらお願いしたい、などです。
2日目(7/10)は、理学療法士が、運動発達に課題を持つ子どもについて話と実践をしまし
た。子ども達と遊ぶときの注意点として、年齢相応の遊びをする。発達が遅い子ども達もいるが、
対応はいつまでも子ども扱いでなく、中学生には中学生の、高校生には高校生の対応をする必要が
ある。介助をする際に、自信の無いときは一人でしない。実践として、抱っこの仕方、車椅子の押
し方、更衣の仕方をお互いにしてみました。かっぱえびせんとお茶を使って、嚥下の仕組みについ
ても勉強しました。
3日目(7/24)は、作業療法士が自閉傾向のある子どもさんについて公開講座をしました。
感覚の偏りについての勉強をして、障害について理解を深めました。実際にボランティアをして頂
いた方も増えていましたので、具体的にどうかかわったらよいのか、熱心に聞いていました。
4日目(8/28)は、別府発達医療センターの通園・入所部門の紹介を行いました。こじか園・
ひばり園・整肢園・めじろ園の各部署より実際にどんなことをしていて、どんなボランティアを希
望しているのか話をしてもらいました。整肢園は病院の機能もあり、骨を伸ばす手術もしていると
の話もありました。
5日目(9/11)は、小児科医より日常生活の中の医学知識と言うことで、てんかん発作の
話、自閉症の話もありました。
6日目(9/25)は、言語聴覚士よりコミュニケーションについての話を公開講座でしました。
コミュニケーションをとるための道具を具体的に見せてもらったり、体験をしました。
7日目(10/9)は、一日コースで昼食も一緒に食べました。午前中は、介護福祉士から、実
際の介護の仕方を聞き、ボランティアを受ける側の気持ちとして、佐藤一馬さんに話をしてもら
いました。体験談の中から・・・「ボランティアさんと仲良く活動できていても、休憩になった
ら、自分から離れていってボランティアさんだけで話している。こんな時にバリアを感じる」
「路線バスにどんどん乗るようにしている。半分見せ物のような気もするが、それが当たり前に
なる日が来て欲しい。仲間の中にはバスに乗らないでタクシーばかり使う人もいる。周りの目は
気になる。」
お弁当の時は隣の人へ一品介助をしてもらいました。介助される気持ちも体験してもらいまし
た。午後は、ボランティアの会の荒金先生に、実際のボランティアの会の活動をビデオを使い紹
介してもらいました。最後に感想を書いてもらいました。勉強になったという声が多かったので
すが、実習をもう少し取り入れて欲しいという声も多かったように思います。講義と実践をうま
く取り入れながら、来年の計画を作りたいと思います。

(森)