平成16年10月1日発行 第27号


訓練から Q&A


 吃音ってなあに?

 話しことばの流暢性の障害と言われ、 ことばをなめらかに話せない状態をいいます。
ことばや文のはじめの音を「わわわわたしねー」な どというように繰り返します。また、「おーとうさ んはね…」と言うようにことばのはじめを引き伸ば します。



 幼児吃と吃音の違いは?

 発語器官の発達や表現力の発達よりも長く 話そうとする時があります。そんなときに話しにくくな るのを幼児吃と言います。この幼児吃は、大半の子ど もが経験します。多くの子どもは、消えていきます。し かし、ある子どもは、いつまでも消えないで、吃音の状 態になっていきます。



 どう対応したらよいのでしょうか?

 なめらかに話せない子どもさんの多くは自然に 治ります。「どもりに似た話し方」を、不安や緊張で「ども りの話し方」にさせないように、なるべく自然に接してあげ ましょう。気にさせないことは大切です。子どもさんが話す ときのプレッシャーを取り除いてあげてください。家族の話 をゆっくりとすると、子どもの話しにくさを軽減できる場合 もあります。子どもさんのよい聞き手になってあげてくださ い。子どもは話せたことで、安心感が育ちます。



(言語聴覚士 中津留)

参考文献:ことばのスライドより