平成16年8月1日発行 第26号


障害児長期休暇支援事業 ほっとクラブが始まりました


平成16年度から大分県の新しい事業として「障害児長期休暇支援事業」が始まりました。この事業は、養護学校などに通う障害児 へ、学校が長期に休みとなる夏休みなどに日中活動の場を用意して、児童の健全育成と家族の介護負担を軽くすることを目的として います。別府市が実施主体となり、社会福祉法人別府発達医療センターが委託を受けて、地域支援センターほっとがほっとクラブと して実施しています。



「障害児長期休暇支援事業」が始まる前、ほっとではほっとクラブを開いていました。ほっとクラブは平成12年の夏休みから、 別府発達医療センター独自の私的サービスとして開いてきました。はじめの年はデイサービスを始める前で場所があったため1 日の定員を決めず、10〜15人程で始めました。始めた当初から私たちの予想を超えて希望者が殺到し、長期休暇中のニーズ の大きさにあらためて気付かされました。

そんなニーズに後押しされて、冬と春の休みも引き続きほっとクラブを開きましたが、場所の関係で1日の定員を5人にせざる を得なくなりました。そのために限られた枠に希望者があふれ、申し込み受付開始の日には、受付時間の前から、希望する日を 確保しようとするお母さんたちの行列ができました。

私たちのほっとクラブ以外にも大分県内では長期休暇中の活動としていくつかの児童クラブが開かれていました。その多くは親 たちによるものでした。それらは制度にない私的なものですから、どこも運営には大変苦労していました。希望はたくさんある のにサービスが追いつかない、そんな状態でした。

こんな状況を解決するために大分県が「障害児長期休暇支援事業」を作ったのです。私たち皆が待ち望んでいた事業でした。 「障害児長期休暇支援事業」は、大分県の補助を受けて市町村が実施します。市町村はその運営を社会福祉法人やNPO法人や 保護者会など適当と認めたところへ委託します。委託を受けたところは、1日5人以上を受け入れ、1日6時間以上、年間20 日以上開くこととされています。また職員として利用者5人当たり1人の専任職員を置き、利用者1人に1人のボランティアを 配置しなければなりません。その経費に対して補助が出ます。利用者の負担は1日500円の利用料と食事代です。

ほっとではこの事業のおかげで2人の専任職員を確保することができました。そして利用者の負担もこれまでの半分にすること ができました。また県立鶴見養護学校の協力で体育館と教室とプールを使うことができ、1日10人の利用ができるようになり ました。時間は午前10時から午後4時までの6時間です。7月22日から8月30日までに23日間開きます。昨年までより 1日の人数が2倍になり、時間も延長されたことになります。とは言え、まだまだ皆さんの希望を満たすまでには至りません。 ほっとクラブの利用を希望している人は45人います。そのうち1日に10人しか利用できないのですから。

「障害児長期休暇支援事業」は今年が1年目です。県内では別府市の他に日田市、臼杵市、佐伯市、野津町でも行われています。 それぞれが多くの悩みを抱えながらも工夫を重ねてがんばっています。各地の実践の積み重ねを糧に来年はもっと良いものを作 っていきたいと思います。そしてこの事業がもっと多くの市町村へ広がることを願っています。

(センター長 田北光洋)





今回のほっとクラブは、 地域に遊びに出ました。ボーリングはスギノイボーリング場に行き、本格的に行いました。あるお母さんからは、「学校の体育 館でするんでしょ?まさかボーリング場に行かないよね?」と言われてしまいました。



野津高校の親和太鼓の部活の方が来てく れて、和太鼓を楽しむ事が出来ました。



カラオケも、カラオケボックスへ行きました。
マイクを離さない子、マイク無しでも充分声が大きい子、外での活動で心配はしましたが、みんなそれぞれ、楽しい時間を過ごせました。



 プールでは、まさに水を得た魚のよう。思いっきり体を動かして、暑さもストレスもしっかり発散しています。



暑い毎日ですが、毎回ボランティアさんが10名、頑張って来て頂いております。後半の2週間ボランティアさんが集まっていないので、お手伝いしてくれる方は連絡ください。お願いします。

(コーディネーター 森)