レンタローに捧ぐ

売店店内・「ゆのみはこちら」に戻すのだ!

上の画像を良く見て欲しい。画面中央、「ゆのみはこちら」とある。私達が使った湯のみはここへ自ら返却しなくてはいけないのである。察しのいい方ならもうお分かりだろう。…そう、この“湯のみ返却台”は店内、それも一番奥にあるのだ。

返却台の前には今しがた飲んだばかりの「しいたけ茶」が山と積まれ、台の右の方には、切りこみ隊長からもらった漬物の類がしっかりと置いてある。 店内を見まわすと数人の赤ずきんちゃんたちが、伏せがちな目で言葉少なに陳列された商品を見て回っている。

私は嬉しくなった。自分がバッチリひっかかったことに。さらに良く考えると、必要以上に涼しい店内。このクソ暑い日に“めちゃくちゃ熱いお茶”を飲ませる、という荒業。きっと冬には“死ぬほど冷たいジュース”かなんか飲まされるに違いない。

私はこの店に敬意を表して、最初にもらった「しそ巻きラッキョウ」と、今しがた飲んだ「しいたけ茶」を買うことにした。

返却台の前の、包装紙に包まれたしいたけ茶に手を伸ばすと、岡城跡に登る前に私達にお菓子をくれたジーチャンが、「あぁ、それが今飲んだお茶じゃ。」と声をかけて来た。私は含みのある笑顔を浮かべて言った。

「やられたよ。買う。おいしかった。」

…ジーサンは何も言わずに、チャールズ・ブロンソンのような顔つきをして、目だけで笑った。

全てに降参し、しいたけ茶他を買うp2
しいたけ茶を購入するp2

余談であるが、私がとても気に入ったこの「しいたけ茶」。家に帰りついてから包みを開けてみると、“発売元”の場所は「大分県別府市石垣東」と書いてあった。  …私の家から車で十分ほどのところである。

画面中央・切り込み隊長
切り込み隊長

護衛艦
護衛艦・おしぼり部隊

おまけ[N]